アサヒアートフェスティバル2011 ネットワーク会議
2011年 03月 15日
アサヒ・アートフェスティバル(AAF)は北海道から沖縄まで、アートNPOや市民グループが呼応して展開するアートの祭典で、今年で10周年を迎えます。
AAFはいわゆるメセナ事業として、比較的早い時期からアートプロジェクトをバックアップしてきました。
今年も6月18日〜9月11日迄約3ヶ月にわたり、各地の地域資源に着目した、美術、音楽、パフォーマンス、演劇、映像、まちづくり等あらゆるジャンルの表現を含んだアートプロジェクトを全国各地で開催していく予定です。
今回のネットワーク会議は、公募で選ばれた26のプロジェクトのプレゼンテーションをもとに、参加者間で意見交換をし、企画相互の連携の可能性を探るものでした。
会場でAAFの常連「ながのアートプロジェクト 中学校を美術館にしよう」の中平先生にも久しぶりにお会いました!
各プロジェクトの代表が順番にプレゼンテーションを行いました。
26のプロジェクトの中には青森県や宮城県のものもありました。
これらの企画が震災後どのように展開して行くのかはわかりませんが、まずは皆さんがご無事であることを願います。
中越地震後の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」でもアートで何ができるのかを地域住民、アーティストが共に模索しました。
私もアーティスト達と現地に入り、雪かき(地元では雪ほり、生まれて初めてやりました)や傾いた家屋の後片付けなどボランティア活動を行いました。
各々が出来る事、出来る範囲で復興を支援していくことは大切なことでしょう、今後のAAFにも注目していきたいと思います。
(おおなり)
by seitokubi | 2011-03-15 15:53 | シンポジウムなど