「大成ゼミ」幼教の則竹と吉井です!
2月4日(火) 松戸の保育所
ケヤキッズで鑑賞活動を行いました。
鑑賞活動は、毎年この時期に行っており、ケヤキッズは今回で3回目だそうです。
鑑賞活動の一場面です。
今日の集合は8時半に研究室。そして…
9時にケヤキッズの学童でムサ美生2名(池上さん、梅本さん)と合流。
早速本日の打ち合わせとファシリーテーションの練習をしました。
学生参加者全18名。3つのグループに分かれて対話型鑑賞を行います。
1グループ、3作品を鑑賞します。1作品10分。
今回は、ムサ美二人と北沢先生の作品以外は、授業でも使った画家やアーティストの作品のパネルを使います。
写真はワイエス「遠雷」。
9時50分。
学童からケヤキッズに移動。まずは挨拶。子ども達とは
「つながる洋服」以来の再会です。
全員で鑑賞のお約束を確認。
「お・は・な」でおぼえてね!
Aグループの様子
<風神雷神図屏風>
子どもたちからは、風神と雷神の後ろにある飾りや神様の動物の様な顔に疑問が飛び交いました。
後ろの飾りに関しては、「ちくわの切ったやつ!」「タオル?」などの意見が上がりました。
風神雷神に対しては、「ワニ」「竜」などの意見が多く、対話型鑑賞をするうちに子ども達が自然に風の神様と雷の神様だということに辿り着いていったことが面白かったです。
(゜っ゜)子どもってすごい!
岡本太郎「重工業」。
人の形の違い等、沢山の言葉が出ました。
Bグループ
大竹伸朗「網膜」シリーズから。
北沢先生の作品で鑑賞。
どのグループも3作品の最後は本物を持ってきました。
先生本人からのお話し。
ムサ美から抽象画。本物の油絵に興味津々です。
「裏はこうなっているんだ!」
この作品では、子どもたちがあらゆる方向から見ようとする姿勢が目だちました。
他の作品ともっとも異なった点は、作者の難しい説明を興味を持って真剣に聞いていたことです。
素材の質問までしてる姿に驚かされました。
(^p^)/ わーすごい
Cグループの様子です。
活動は3階で行いました。普段、英会話教室などを行っている部屋です。
はじめは手遊び、自己紹介から始まりました(^o^)
子ども達は真剣に作品を眺めたり、思ったことを積極的に発言してくれました。
作品の内容や答えを知りたがる姿も見られました。
谷内六郎の作品。
子ども達にはおばあちゃんの作品「アートママ」(折元立身)が一番人気でした。笑
最後の作品では、床全体に作品を広げて鑑賞をしました。
子どもたちもびっくりしていました。
作品をあらゆる方向から見たり、乗ってみたりと様々な方法で試しました。
動物園や水族館、ロールケーキ等子ども達が思ったことを発言し、友達の言葉からさらに広がっていき、楽しかったです。
子ども達の発言や想像力にはとても驚かされました!
作者の答えを言うべきかは悩むところです。
幼児には必要ない?今回の反省会での重要課題でした。
保育室に飾られている子どもたちの作品。名画の模写もありました。
最後は,全員が集まって自由鑑賞の時間です。各自、気になる作品の前に…4年生は卒業研究で作った作品を披露しました。
ここでは…卒業研究の人形アニメ「おもちゃでチャチャチャ」に釘付けです。
再び「アートママ」。他のグループの子ども達にも人気です。
「今日は楽しく作品を見る事ができましたか? 思ったことをおはなしできましたか?」
活動終了後は再び学童にもどって反省会を行いました。
今回は今までで一番子ども達から発言が出たそうです。幼児の鑑賞はとても興味深い活動内容でした。
今までのケヤキッズ 幼児の鑑賞活動の様子はこちらを
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