松戸アートラインプロジェクト(23) まとめ
2011年 02月 06日
部員全員のコメントを紹介します。(おおなり)
私は、「松戸アートラインプロジェクト」で初めて「アーティスト」として活動を行いました。
それまではアーティストというと、美術を専門に学んで作品を作っている人というイメージがありましたが、今回の経験でその考えが大きく変わりました。アートは誰にでも行える、様々な形があるということです。
私たちの作ったおにぎり作品には、「これはアートなのか?」という声も上がりました。おにぎり(こうやって書くと本物なのか偽物なのかややこしいですが…)の基本となっているのは、紙粘土です。誰でも一度は経験しているであろう紙粘土から作った作品が、一流のアーティストの作品と並ぶというのは、なんとも面白かったです。
また、来場してくださった方や他のアーティストとお話ししたり、ワークショップで一緒に制作したりと、今までにない経験をすることができました。写真の作品には本当にたくさんの方に参加していただき、私たちの作品はどんどん進化していきました。
しかし、その一方で私自身の作品に対する理解や思いをもっと深めなければならないと感じました。展示を見に来てくださった方と色々お話ししているうちに、自分が自分自身の作品をどうとらえているのか、考えるようになりました。
アートプロジェクトは、とにかく楽しかったです。でも、ただ「楽しかった」で終わらせてしまうのは勿体ないと思います。今後も何かを作ったり、コミュニケーションツールとしてのアートを考えたりするためにも、またアートプロジェクトに参加してみたいです。(おかもと)
今回、「松戸アートラインプロジェクト」という松戸市、地元NPOの取り組みに参加したことで、大学の授業では体験出来ない様々な事柄を経験しました。旧原田米店の一部をお借りして展示させて頂いた食品サンプルを使ったおにぎりや、台所には巨大な米袋テディーベア、ワークショップでは作品を見に来場してくださった人を誘ってのハッピーごはん粒撮影。色々行いましたが、中でも「こたつでアート」が印象に残っています。一つのこたつに入っておにぎり、時にはみかんを食べながら、その日出会った初対面の人と作品、ワークショップを通じて会話をする。幅広い年齢層の人達とアートを交えて交流する楽しさは普段の大学生活では得られない体験でした。振り返ると本当に色々な人達とアートを通じて交流できたのだと感じました。こうした取り組みに参加し、他のアーティストさんと一緒に活動するというのは貴重な体験だったと思うので、今後、この経験をどこかで生かしていきたいと思いました。(やまだ)
つづきはこちら!
# by seitokubi | 2011-02-06 17:56 | 3年次ゼミ(大成ゼミ)